このままでは絶対ダメ。私が独立してまで伝えたかった「お客様の性質を理解する」大切さ

今回は企業の交通事故防止の取り組みについて、私の経験上感じていることと問題提起についてお話したいと思います。

あえて、今の正直な気持ちをできるだけ言葉を選ばず書きました。



私は以前自動車学校グループのある団体に勤めていたのですが、独立して初めて実感していることがあります。

運転する場所、車の大きさ、時間帯、社内のルールや、社風など、お客様の性質や状況をしっかり理解して、その性質に沿って教育をすればちゃんと「好転」していくということです。

もちろん定着するまでにはある程度の時間と工数がかかりますが、企業だけでなく、個人様のペーパードライバーの練習にしても、

そのお客様の普段使用している車両で、運転したい環境で練習することで、飛躍的に上達していきます。


実際に以前、自動車学校で10時間ほど練習をされたお客様が、なかなか上達しないということでお問い合わせをいただき当社で講習させていただいたところ、

2時間ほどで問題なく運転出来るようになりました。

こういった経験をすると、自動車学校に通う企業研修や、ペーパードライバー講習はどの程度意味のあるものなのか考えてしまいます。

そもそも使用する車両も場所も、自動車学校保有のものなので、はじめからお客様の環境に沿ったものではないからです。



話は変わりますが、実は『事故が多い企業ほど教育はやっている』んです。

自動車学校による新入社員研修をはじめ、社内での指導、事故が起きたらこうするとか、前向き駐車は禁止など運転におけるルールを決めていたり、定期的に社内に情報発信をしていたり。

でも事故がなかなか減らない、何か変えないといけないとは思っているけどそのままと言う状態。


多くの企業は毎年のことだからと惰性で自動車学校を利用していることが多く、教育をやっているという形だけは作っているものの、

利用している自動車学校はその企業の業種、働き方、車種、走行時間、社内ルールなどを理解し、その性質に沿った教育を実施することはほとんどありません。

だから効果が上がるはずもなく、企業側も効果を求めないことに慣れてしまっています。

要は、世の中の運転教育にそもそも期待していない、効果がないのは当たり前。

教育を受けて自社の事故が減らなくても、教育を見直そうとはしません。


そんな中、企業が教育を見直そうと動くタイミングがあります。

それは、軽微な事故が立て続けに起こった、重大な事故が起きてしまったときなどです。

そのような状況になってやっと今のやり方とは違う教育方法を探すのですが、

もうすでに事故は起きているし、後手の教育ではまた同じことが起きてしまいます。

企業のそういった教育に対する姿勢にも問題はあるけれど、私を含めた教育者側がしっかり提案や、サポートをすれば交通事故はもっと減るのではないかと思っています。


現に、自動車学校ではお客様からの依頼を、依頼通りにこなすのみで、教育内容は「技術やルール」の指導が主流。

よって、診断結果は運転操作ができれば良好とされることが多いのですが、交通事故は運転操作に何ら問題のない人の方が多いのが現状です。

操作ができれば良しとするような教育内容でいいんでしょうか。

また、診断結果もメールなどで送信する形で、結果の説明はしないことが多いようで、受講後のサポート面もこれでいいんでしょうか。


もちろん全ての自動車学校がこうではないとは思います。

ただ、私の経験上、すでに自動車学校を利用している企業が、教育内容やサポートが充実していて満足度を得ているということを聞いたことがありません。



色々とお話ししましたが、私も教育者としてまだまだ未熟です。ただ、お客様の性質を理解する気持ちは負けないつもりで活動しています。

ドライブクリニックaも大変若く、認知度も全くない会社ですが「講習をやるだけでなく、お客様を一緒に継続的に支えるパートナーになりたい」と思っています。


ご縁があるお客様を大事に、これからも微力ですが交通事故削減に貢献できるように活動を続けていきます。

 

 

 

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